相模原市緑区 柏木沢防災砂防工事の自主点検を行った。
当初設計では下流部に間知ブロック擁壁、上流部にかご枠工
であったが、
契約後の設計照査にて下流部の間知ブロック擁壁設置予定箇所
基礎地盤が貧弱であったこと、
主働土圧を受ける背面の地質が高含水の礫質であったので、
間知ブロックから、かご枠工への設計変更を願い出て了承された。

かご枠工上部の道路路体に影響が出る事も懸念されたが、
経年観察により、影響がないことを確認。

更に上流部かご枠工は、底版部にラップルコンクリートの追加変更を
申し出て了承された。

今回の19号台風により、上流部かご枠工の上流側側面の土砂がそぎ落と
されていることを空撮によって確認。
かご枠工上部道路路体には今のところ影響は見られないが、
そぎ落とされた箇所にコンクリート土嚢等の措置が必要であると感じる。

「台風19号被害状況確認 柏木沢防災砂防護岸(上流側) 空撮No1」



「台風19号被害状況確認 柏木沢防災砂防護岸(上流側) 空撮No2」




台風19号被害状況確認 柏木沢防災砂防護岸 空撮No3





下流側かご枠工現在状況
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工事概要

防災砂防契約内容

施工状況

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完成状況
  下流側かご枠工
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上流側かご枠工

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